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レイクトラウト問題解決は2025年と予測

  • 執筆者の写真: Yoshinori Taniguchi
    Yoshinori Taniguchi
  • 2018年8月18日
  • 読了時間: 1分

続けて書く.

1994年に初めて記録されたレイクトラウトを駆除する計画がすぐさま実行に移された.

2017年現在までに駆除された本種の総計は実に240万個体に上る.すごい数だ.2016年単年度でも36万尾が捕獲されている.その背景には,ユニークな取組があった.2009年から公園局はプロの漁業者と契約を結んでいたのである.

興味深い記録は,これらのレイクトラウトの駆除には釣り人も大きな貢献をしている点だ.総計捕獲数の5%が釣り人によるものである.イエローストーン湖でレイクトラウトはキャッチ&キルが義務づけられているからである.

公園局によれば,レイクトラウトの個体数は残念ながら増加傾向にあるという.しかし,バイオマスは減少している.モデリング解析によれば,現在の捕獲努力を続ければ,2025年を境にレイクトラウトがカットスロートトラウトに及ぼす影響は減少に転じることが予測されている.

つくづく思うのは,釣り人の浅はかさである.とてつもない税金と労力が外来魚の駆除に投じられている.私たちはこのことを肝に銘じるべきである.

 
 
 

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